2019.06.05.
こんばんは。
さて、6月です。
今月、また一つ齢を取ってしまいます…。
支援所にて、就労訓練やタスクスケジュールなど
大分落ち着いてきたので、ちょっとここいらで「いままでどんな本を読んできたっけ」
って考えることにしました。
記録用にここに残しておきます。
〈私の読書遍歴〉
【小学生】
・ラブひな
・星のカービィ~デデデでプププな物語~
・ピューと吹くジャガー
・REBORN!
…幼少時~小学校高学年までは「ちゃお」「なかよし」「コロコロコミック」「週刊少年ジャンプ」(小学校高学年から)を愛読していた。10歳くらいから漫画の収集癖がつき、「ジャンプ」は読む用と保管用として毎週2冊ずつ購読していた。
基本的に逆漫画が好きで、物心ついたころには「漫画家になりたい」と思うようになり、周りの人から「あさりちゃん」など漫画全巻をもらったり、スクリントーンやインクなどをもらったりしていた。11歳くらいのとき、小学館に「じゃがいもじいさん」というでんじゃらすじーさんのオマージュ作品を送るも掲載されず。漫画家を断念する。
【中学生】
中学1年生までオタクっぽかった。部活動に励むも周囲とうまくやっていけず、だんだん一人に閉じこもるようになる。ジャンプは中学1年生の終わりで定期的に読むのをやめた。周りの女の子みたいになりたくて「変身」願望はあったが、力の加減がおかしくて拒食になったり過食になったりする。
一時期仲良かった人間の影響により、ギャル雑誌を読んでいた。「細くて整っている派手な子」が「正解」なんだと思い込んで、必死に合わせるも、「本質的に自分には向いていない」と気付き卒業まで暗い学生生活が続く。2年生の夏くらいから勉強に目覚め、「顔が醜く、才能もない私は日本で生活できない。がむしゃらに勉強して海外で暮らそう。」という極端な発送から国際科の高校を目指すことを決意する。
この頃知った漫画には、「生きていればいつかなんとでもなかったな、と思える日が来るはず」という希望をもらっていた。
・山田詠美「僕は勉強ができない」
・浅野いにお「おやすみプンプン」…(特に8巻) 南条幸は私の中で理想像に近いな。10代の頃は彼女のセリフが私にとって生きる糧だったと今更ながら言語化してみる。
・沙村弘明「ブラッドハーレーの馬車」…手元に置いておくのは少々嫌悪感があるので売ってしまったが、当初は絶望的な環境に置かれていても、人間でいようと希望を捨てなるキャラクター達に刺激を受けた。
【高校生】
心機一転高校生活に励む。今思い返すと、高校三年間はあっという間に過ぎ去ってそれこそ夢のような日々だったと感じる。勉強はもう少し頑張れたな~と、未だにちょっと悔やむ。
高校二年生の頃が一番気楽だったな。多分、人生の中で一番気楽な時期だったと思う。「毎日学校行くの楽しいな~」しか思ってなかったな。良い先生方にも恵まれていたと思います。
・遠藤周作「海と毒薬」
・乙一「暗い所で待ち合わせ」
・日本橋ヨヲ子「G線上ヘヴンズドア」
・山本直樹…良くも悪くも、価値観や考え方に影響をもらった漫画家である。最初に漫画を読んだときは内容の過激さにかなり衝撃を受けたことを覚えている。
「明日また電話するよ」「夕方のおともだち」「世界最後の日々」などはジャケ買いしたなーってことをこの文章書いてて思いだした。山本直樹作品の女性たちは皆、乾いてて美しい。
…いろんな人がこの世にはきっとたくさんいるんだなあ、と漠然と思い知らされた漫画。
その人の人柄や個性は、読んできた本や漫画、聴いてきた音楽など様々なカルチャーがその人物を作り上げるのだろう、と考えていた。
【大学生】
1年次は同町圧力に乗って生きてこう!と思ったが、まあいかんせんマイペースであれなので時間をとにかく無駄に過ごす。バイトで生活リズムを壊す。家庭も落ち着かず。髪の毛は金髪だったり紫色のような沼のような色だったり、まあ地に足がついていませんでしたね。(今も地に足ついた生活しているのか?と問いかけたくなるが)
2年次からゼミ。3年生秋くらいまでのっそり生きていたが、21~22歳くらいにかけて人との出会いの幅が広がり、意欲的にがむしゃらに行動してきたつもり。この頃受けていた授業で「社会学原論」というものがあり計量社会学や家族社会学などに出会う。ジャーナリズムより社会学系の学問の方をもっと学びたかったな」と深く感じる。生き方が分からなくなる。
結果、就活から逃げ迷走し、なんとか卒業論文を書き上げるも4年生終わりかけて、なんとか保っていた糸が「プツッ」っと切れてしまったように、人生二度目の「生き続けるより死んだ方が楽だろう、もうだめだ」となる。
ボランティア・バイト・大学・そして半ば強制的に連れていかれた教習所、全て手つかずになりアルコールに逃げるも、自己申告で精神科受診。(なお、大学3年生冬にも一度、アルコール関係で胃がおかしくなり、病院へ行っていたが通院は続かなかった。)
育成記録・両親の証言・WAIS=Ⅲにより発達障害の傾向がある、と入院前に言われ
「来世に期待!!」という投げやりな気持ちになる。薬を飲み始める。
3週間の入院期間中に「どうせ健常的な生き方は難しいなら、非日常的な環境に置かれたことをおもしろおかしくエッセイにするか」と思い立ちイラストを描き始める。(客観的に見ても当時の絵はかなり薄暗い…)
退院し、文字通り這いつくばって大学に復学する。同級生の友人たちはほとんどいなかったし、学生相談室によく逃げ込んでいた。惨めな自分がどうしようもなくて、学校のお手洗いでよく泣いてたな…。
でも、なんやかんや様々な人の助言や支えにより卒業出来ました。恩は忘れません。
5年間大学通いましたが、これもまた過ぎ去ってしまえばあっという間なんですね。
【以下学生時代に印象的だった本リスト。】
まとめていて思ったことは、学部やゼミナールで進められた図書リスト、今照らし合わせてみるとほとんど読んでいないな~と気付く。ジャーナリズムやメディア、言論といったカテゴリーに値するもの達。
そういえば、昔「大宅壮一知らないの?編集志望なのに?」って、少し憧れていた雑誌社に勤めていた先輩に突っ込まれたな~というエピソードを思い出す。
リストアップされていた図書は、せっかくなので興味がある分野のものは読んでいきたいと思う。下記は印象だった本。
2~3年生
…外山滋比古「知的創造のヒント」
…ヴィクトール・フランク「夜と霧」
…鶴見俊輔「限界芸術論」
…岸政彦「断片的なものの社会学」
…北条かや「整形した女は幸せになっているのか」
4~5年生
…諸富祥彦「人生を半分あきらめて生きる」
中島義道「生きるのも死ぬのも嫌な君へ」
田中慎弥「孤独論」
都築響一「圏外編集者」
華倫変「カリクラ」
意思強ナツ子「魔術師A」
吉本ばなな「とかげ」
(同人)スーパー軍司先生。
ジョージ秋山「捨てがたき人々」
うめざわしゅん「一匹と九十九匹と」
それぞれ色々と思い入れはある。
今はアラン「幸福論」、大江健三郎「見る前に飛べ」、ねこぢる「ねこぢるだんご」とか読んでいます。ねこぢるは寝る前に読んで、悪夢を見てしまったので寝るまに読むものではないのかな…という感想。
まとまりがないですが、こんな感じです。
プログラムがんばったら、もうそろそろお笑い見に行きたいな~。
あとは行きたい美術館や植物園に足を運んで、高校生の頃1度だけ言った目黒寄生虫博物館にまた行きたいです。
些細な不安を感じたり、もやっとするときは楽しいこと考えたり読みたい本や漫画とか、会いたい人のことを考えるといいのかもしれませんね。
明日からもやっていこう、と思います。
それでは。
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